藻たっぷりの溜まった雨水で身体を洗っているとおばぁに苦笑いされるハルネコです。
この畑、水道引いてないから仕方ないわ。
久々のブログ更新となりましたが、シークワーサー畑の雑草をひたすら取り続けること1か月。
ようやく敷地の除草を終えました。
炎天下、日陰ほぼ無し、風が通らない場所。
たった1反弱だったけど、いや~大変だった、頑張った。
びっしりと地面を覆いつくしていた雑草がなくなっていくのはちょっとした快感。
途中経過
しかし、雑草はしぶとい。
すさまじい生命力でじわりじわりと背後から忍び寄る。
畑の雑草は3種類
この畑を覆っている雑草で大部分を占めているのは、センダングサ、ツユクサ、ハマスゲ?の3種類。
まずは相手を知ること。戦いの基本。
この雑草たちがどんな相手なのか分析していこう。
センダングサ
沖縄ではおなじみの雑草。
どこにでも生えている。
センダングサの最大の特徴は種が布類にくっつくこと。
くっついて、運ばれて、広がっていく。
一番嫌なのが、靴下に種が付いてしまった時。
歩く度にチクチクと刺さる。
畑の中で種を取ろうと靴を脱いだら最後。
倍の数の種が再び靴下に付くループが発生する。
恐ろしい繁殖力で、除草した数日後地面に広がるおびただしいほどの新芽たちにはいつも絶望させられる。
辺りに広がっているからといって、ビーバーで一網打尽!というわけにはいきません。
残った茎と根は日に日に木のように太くなり、鎌で刈ることも難しくなるからです。
大切なのは、花がく前に根から抜き取るということ。
ツユクサ
おばぁが一番に敵対心むきだしなのがこのツユクサ。
地面を横に這うように広がっていきます。
根は短く浅いため簡単に除草できますが、ツユクサが生えている畑を除草するときの最大の難点が、ビーバーが使えなくなるということです。
ツユクサは節から根を出しています。
1本のツユクサには節がいくつもあり、枝分かれもしています。
そのため、ビーバーで細かく切れたツユクサが土に残ってしまうと分裂するように増殖してしまうのです。
だからおばぁは手作業にこだわっているんです。
手作業でとお願いすると断られた。

ハマスゲ
畑に生えている雑草で大部分を占めているのがこのハマスゲ?
おそらくハマスゲ。
除草しても背後からどんどん生えてくるしつこいやつ。
茎が地面中を這っていて、その茎の節ごとに芽が生えてくる。
厄介なのはその茎が地中深くに生えていること。
浅く掘っても茎が見えるのはごく稀で、30cmほど掘ってみても姿を現さない。
そりゃどんどん生えてくるよね。
作業開始初日、おばぁにはハマスゲの根もきれいに取ってとお願いされたがすぐに不可能だと確信した。


ユンボを使うレベルの作業を手でさせようとしてたらしい。
除草が終わった畑
もう緑が広がる、恐るべし。
ツユクサはほとんど取り除けた。
センダングサは種が発芽して大量に芽吹いているので新芽のうちに掘り起こす。
後は花が咲かないうちに除草すれば生えてくる量はかなり減ってくると思う。
ハマスゲに関しては、うまく付き合っていくほかない。
センダングサの成長を見計らって、ビーバーで一緒に除草していくしかない。
もしくは一度、除草剤の力を借りて本数を減らし管理していこうか迷っている。
残るは畑はあと2反。
次からはもっと厄介な畑だから気が重い。